7月、ひねもす亭

これはお店じゃないんですけどただの自慢なんですけど、野良料理人ひねもすさんのお家で憧れの晩餐会に参加しました。

お品書きはこうです。

• にんにくのポタージュ
• 鶏挽きと新生姜の炊き込みごはん
• スペアリブのグリル、山桃とライチ
• 天草の岩牡蠣
• キャロットラペ
• アイスプラント
• 山芋のしょうゆ漬け
• 水茄子、菜種油とパルミジャーノ/梅酢
• 大あさりの酒蒸し おかひじき
• 鱧のおとし 梅酢
• 鮎の塩釜焼き
• 鰹のたたき
• 芝エビとレンコンのオイル焼き
• 鮎ごはん 芹
• 冷やし冬瓜 えびだし
• 官能の褥(レバーペースト、白味噌、チョコレートの生八つ橋巻き)
• 桃
• 煎茶
  

とにかくどれ食べても美味しくて美味しくて困る…

どれも美味しかったけど、個人的に印象的だったのはやっぱり鮎ごはんかな。すごく上品だった。あとは鮎の塩釜焼き、水茄子×パルミジャーノ×菜種油、鱧のおとし、それから、ぬるい鰹のたたき。

鮎の塩釜焼きは、塩釜から現れた鮎が本当に美しくて、お腹のコリアンダーシードがいい仕事をしてました。香りが良くて箸が止まらない……

鰹は氷で〆すぎない方が美味しい と、ぬるい、生温かいくらいの温度で出てきたのがとびきり美味しかった(とにかくすごくエロかった)。

エロいといえば、ずっと食べてみたかった「官能の褥」。てろりとした柔らかい生八つ橋に、ブランデー漬けにしたレバーのペーストと白味噌、チョコレート。できたてのレバーペーストがほのあったかく、その熱で溶けたチョコレート、にっきの香りの生八つ橋………食は官能。

お腹が苦しかったけどおかわりもきっちり食べました。(結局そのあと桃も食べた)

同席した皆さんは初めてお会いした方々(ひねもすさんも初めてお会いした)だったけど、開始一時間もたたないうちに肉や牡蠣や鱧を奪い合う仲になりました。

美味しいものを食べたらそこがその都度人生のピークなので、できればその場で死にたいね、という話もした。

ハチャメチャに美味しいお料理を食べながらくだらない話で死ぬほど笑ったので今死んでもいい、今死ぬと口から鮎ごはんが溢れるけど

— 埃 (@qmsd_) 2015, 7月 4

美味しい経験を共有できるのは最高のことだなァとしみじみ。

ひねもすさん、本当にありがとうございました。

ひねもす晩餐会四季コンプしたいので、また行きます。